足もと見ると嬉しくなる。
新しい雪駄。
初詣は浅草寺。
たくさんの人。
浅草寺はこうでなくちゃ。
十数年前、紙芝居屋になる決意して、師匠ヤッサンの紙芝居について行った場所。 浅草寺。
幼い頃からそばで見ていた紙芝居。
たくさんのエネルギーが一点に集まること、カッコよくて、おっかなかった。
いつか、師匠、父が見た景色を僕も見たい。
お土産持って、顔出させていただいた社務所。
足もとボロボロになった僕の雪駄。
また新しい雪駄とあったかい言葉をいただいた。
「あなたの想いを世界に発信するなら、ここがいい」
噂の流行り病、いつか去ったら、師匠ヤッサンに次いで僕も立ちたい浅草寺。
僕の住む町は雪深い。
これなら雪も入ってこない。
京都国際マンガミュージアムでの1日3回の口演。 回を重ねるたび手強くなってくる子どもと向き合うにも、この雪駄があれば踏み込める。
これからの道なき道、未知なる道にも踏み出せる。
ありがとうございます。
流行り病のせいなんかに出来ぬ、僕の凸凹人生、この雪駄に足一本づつ突っ込んで前進します。