師匠ヤッサンが残した48人のうちの一人、内弟子ぼんまる。ヤッサン亡き今も、座長だんまると寝起きを共にする。普通と呼ばれる人と大きくズレていて、おはようからおやすみまで、だんまるの人生をひっくり返しまくる男。 だが、この男にしか語れない物語、紙芝居、大切がある。やりたいのは紙芝居。人と上手く繋がれなくとも、紙芝居でなら、人と繋がれる。人に合わせるでなく、自分のまんま自分の道を。それがぼんまるの紙芝居。