絵をもらった。
紙芝居屋は似顔絵師じゃないのに、友達と自称するあやふやな種族に自分も描いてと頼まれる。
描きたいと思ったら頼まれなくても描くけど、頼まれたら描きたくない。
付き合ってく中で、見せてくれる笑顔、仕草、匂いを絵にする。 似てやなんかいない。 僕の目にはこう映るのだ。
これからの長い付き合いの中で、ゆっくりじっくりまったりそっくりにしてくから、どうぞ末長いお付き合いを。 と。
マンガミュージアム口演後。
絵をもらった。

ツリーハウス、木の上に座る僕。
これ、なんて嬉しいんだろう。
噂の流行り病に、ここんとこマスク顔だから、顔中毛深くてモサモサしてる僕なんだけど。
なんて嬉しいんだろう。
心が躍る。 モヤモヤ霧が晴れニヤニヤする。
抱えていたものが軽く感じる。
こうゆう時「ありがとう」以外の言葉知らないけど、気持ちをうまく伝えきれない。
聞けば、遠方からのお客さん。
京都住まい。
地球の裏の裏辺り。
はるか遠いところからのはるかちゃん。 こんな絵描けるなら、いつか紙芝居の窓から見る世界をご一緒したい。
それと頭上5メートル上の何もない空間にツリーハウス。 そこにお招きしたい。
キリン目線で見る景色、そこで描く絵はもっともっと楽しくなれる。 いつか一緒に。