1日(金) はるる
2日(土) らっきょむ
3日(日) はるる
4日(月) らっきょむ
5日(火) らっきょむ
7日(木) らっきょむ
8日(金) らっきょむ
9日(土) はるる
10日(日) だんまる
11日(月) だんまる
12日(火) はるる
14日(木) だんまる
15日(金)らっきょむ
16日(土) はるる
17日(日) らっきょむ
18日(月) だんまる
19日(火) はるる
21日(木) だんまる
22日(金) はるる
23日(土) らっきょむ
24日(日) はるる
25日(月) だんまる
26日(火) はるる
28日(木)らっきょむ
29日(金)だんまる
30日(土)だんまる
昭和の大活劇「黄金バット」の紙芝居
不滅、無敵、そして難攻不落の紙芝居「黄金バット」!
昭和5年(1950年)、今から70年以上も前に登場の超絶ヒーロー!
「黄金バット」を、もう1000回はやっただろうか。
「黄金バット」はヤッサン一座の教科書だったから、ヤッサンに弟子入りすると、弟子は皆、「黄金バット」と格闘した。
弟子入りしたころは、声も出なかった。
稽古をつけてくれる師匠から、「そこまで!ずいぶん、お品のいい声ですね」。「次、あの窓ガラスを突き破る声」とダメ出しをくらう。ハイ!と、顔を真っ赤にして頑張るはるる。
今、つくづく思う。
「黄金バット」は、紙芝居屋には本当に有り難い演目だと。
なぜって、ここマンガミュージアムには、世界中から外国人さんがたくさんやってくる。
この間はロシアの家族が、今日はイスラエルのカップルが、ちょっと前はウクライナの留学生が。
「黄金バット」は、小さい子も大人も外国人さんも、年齢も言葉も関係なく、楽しませてくれる荒唐無稽の優れモノだから。
紙芝居の面白さが7分間に詰まった、唯一無二のヒーローだから!
さあ、声を合わせて、黄金バットの笑いを3回、大きな声で行きますよ!
Together! Three times Wahaha、Wahaha、Wahaha!!
紙芝居小屋が揺れる!
しかし、しかし、「黄金バット」、1000回を越えてもなお手強いことよ。
快心の日は、まだない。いつかきっと、お客さんの心をわしづかみにするぞと念じながら、はるる、今日も舞台の横に立つ。
カ~ン!
=はるる=