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11月9日はみのおキューズモールで!!

2019.11.07

僕の住んでいた能勢から山を越えたところにあるのが、みのおキューズモール。

10年近く前、ここがまだキューズモールではなく「箕面マーケットパーク ヴィソラ」と呼ばれていた頃、ここで開催されていた朝市に能勢町から農家仲間で視察に行った事がある。
もうあまり覚えてないけど、地元の農家さんの新鮮野菜やこだわりの加工品めがけて近隣のおっちゃんおばちゃんが買いに来てて大体午前中に売り切れておしまいだったと思う。

それから数年経って今年、改めて行ってみたらびっくりしました。

東西に分かれた立派な建物。
そこをつなぐウッドデッキ風の橋の下には川が流れている。
真ん中を南北に貫く小さな川。
そこでたくさんの子ども達が遊んでいる。
ショッピングモールに来たはずが、うちの息子はそこらで拾った木の棒を引きずりながらずぶ濡れの泥だらけになっている。
慎重派だったはずの彼がそこで出会った子どもを追っかけて、また小川にざぶざぶと入っていく。
気がついたら僕は、同じくビショビショズボンのどこのだれか知らない子の世話をしている。こりゃもうお店入れへんな、と言いながら笑ってた。

僕は農家時代、朝市のとこしか見てなかったので、こんな遊べるところだったのかと驚きました。家族と一緒に行ったから視点も変わったのかもしれない。
大人が枠を作った中で「遊ばせる」のでなく、子どもたちが自分たちで「遊ぶ」。師匠はよく言ってました、「勉強させるも遊ばせるも『させる』エネルギーは一緒。子どもの心を追い詰める。」と。
自分の中から湧き出るものを感じ取る。
自分のど真ん中からの声を聴く。
それでこそ子ども達に生きる力は育まれていくのでしょう。
山の中の本当の渓流とは違うけれども、そんな遊び方ができるショッピングモールもいいなと思う。
キューズモール的にOKなのかは知らんけど。

そんなみのおキューズモールで週末11月9日紙芝居をします。

朝市は無くなったけど、その代わり今は月に2回開催している「みのおフードマルシェ」の中で紙芝居。
不思議な縁が繋がっていくんだなぁと、楽しんでます。
どうぞお近くの方もそうでない方も、お腹空かした方もみなさんお越し下さいませ!

らっきょむのBLOGより