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京都国際マンガミュージアムでの紙芝居口演の一時中止について

2020.02.28

皆さん、お元気でしょうか?ウイルスに負けておられませんか?いまウイルスには負けずとも、これから負けない為にいよいよ大規模な対策を世の中が講じられるようになってきました。
僕たちも例外ではなく、とうとう京都国際マンガミュージアムでの口演を本日2月28日から3月15日まで中止することとなりました。詳しくは下記のマンガミュージアムホームページをご覧ください。

京都国際マンガミュージアム
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部による方針を踏まえた当館イベントの開催中止・延期について

先日のキューズモール口演は雨にも関わらず、紙芝居を見ようと足を運んでくれたご家族もいて、大変でしたが本当に嬉しい一日でした。それからたった数日で世の中は激しく動いているようですね。

僕たちは紙芝居の中で水飴を提供する際、徹底して手指のアルコール消毒などの衛生管理をしてきました。それでも、この最近の新型コロナウイルスの影響を考えて一昨日とうとう水飴提供の一時停止をする事にしました。そこから一日で更に状況が変わり、とうとうマンガミュージアムでの口演中止。3月の他の仕事も無くなりかなり辛い状況でもあります。

むしろマンガミュージアムの人から
「3月上旬のイベントは中止する事にしたんだけど、紙芝居はどうします?」
って訊かれて、
「そうか紙芝居口演は常設イベントだったのか!!あまりにも日常だから通常業務くらいに思っていたぜ!!!!」
と気付かされたのでダブルでショックでした。まぁ紙芝居は人と人が濃厚接触する場だし、そういう風にしたいと作って来たところなのでこの判断は当然といえば当然です。

政府の対応が素晴らしいとは思いません。しかし各人各所で出来るだけの事をしていかなくてはならないのは変わりません。長引けば長引くほど、コロナウイルスではなく経済の停滞によって多くの人々が苦境に立たされるのでしょう。こういう時こそ政治の手助けが必要なのかもしれませんが、まだ大きな解決策は出されてないように思えます。だから、スパッとイベントは休む時は休むに徹して傷口がジュグジュグと長引かないようにしなくてはと僕は思います。

いま紙芝居できずとも、春が来るころのキューズモールでのイベント準備は進めております。そのときに皆でおおいに濃厚接触しながら笑えるように、今はぐっと我慢の時。冬にぐっと根を張り、春に一気に伸びるエンドウ豆のようにアンダーグラウンドで頑張ります。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。