口演ご依頼、お問合せ

マスク時代の紙芝居を泳ぐ我ら

2021.02.23

「今日の紙芝居屋さんは誰ですか?」

マンガミュージアムの受付には、時々そんな問い合わせがやってくるらしい。
それを聞いて観に来るかどうか判断されるのも怖いけど、同じ一座でも違う味わいの僕たち、ラーメン屋のスープが醤油と味噌の日替わりくらいに思って両方味わってもらえたらありがたい。

先日もそんな問い合わせがやって来たらしく受付の人が
「今日はらっきょむさんです」
と答えたら、

お客さんは「え?分かりません」と。

そこで受付さん

「顔の濃い方です」

って案内したらしい。

うん、分かる。分かりやすいよ!!
分かるけど、その案内の仕方はどうなんだ。Doなんだ?ド直球すぎやしないか?
お客さんへの分かり易さを優先したプロ意識の塊か?
受付さん曰く
「いや・・特に眉毛が・・・」

正直すぎやろ。
優しいウソよりも真実を追求するストイックなその姿勢、嫌いじゃないけどよぅ。

だが、それでもお客さんには伝わらなかった。
なぜなら
「今はどちらもマスクしてるので顔が分かりません」
ってよう。ヘコー!

そうか、そうなるよな。

そんな毎日に終止符を打つかのように、だんまるが描いてくれた看板がコレ。
こりゃ分かり易い!!

KAIJU BOOKS、少しずつパワーアップしてまいります。
今だからこその紙芝居、僕たちも楽しんでます。

残る課題は、このマスク越しでは視界が悪すぎてお客さんの顔が僕らからはあんま見えんという事だ。
たまに男性か女性かも分かんなかったりする。
もはや大切なのは生きてるかどうかだ!
よろしく!

らっきょむのブログより