紙芝居人生始める覚悟決めて、父を師匠と呼び、最初についていった紙芝居。
浅草寺。宝蔵門抜けたところ、大わらじの下での紙芝居。
幼い頃からずっと見ていた紙芝居。
いつか僕も。 そう思ってきたけど、いざとなると、たくさんの人と向き合う迫力に気圧された。
おっかない。
だけど、師匠の見た景色が見たい。
令和元年の7月27日。 師匠の誕生日から、迷惑かえりみず、この想い一年通せるかと、自分を試す意味でも、一日一便、想い届けと出した葉書。
62円だった葉書は、途中で63円になり、365枚描けばいいと思った葉書は閏年に当たり、366枚。
一年後の浅草寺。 通される奥座敷。
テーブルの上には出した葉書の束。
「あなたの想いは、いやぁっ・・・・・ってほどわかりました。 あなたの想い、世界に発信するなら、ここ浅草寺がいい。」
浅草寺執事さんからいただいたありがたい言葉。 そして、もらった二足の雪駄。
噂の流行り病少し落ち着き、座員に背中にも背中押され、いよいよ、今年のゴールデンウィーク。5月の5日、6日の2日間。 紙芝居に参ります。
場所は浅草寺。 雷門くぐり、中店通り抜け、宝蔵門抜けた大わらじの下。
師匠が見た景色。 小さくなってく大きな背中がきっとまた見えて来る。
やったぞ!
やるぞ!!



